東叡山 寛永寺 根本中堂〔台東区上野桜木町一丁目〕

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台東区の神社仏閣を巡拝しようという試みの最初に選んだのは、上野桜木町一丁目の東叡山寛永寺〔とうえいざん かんえいじ〕。

寛永寺天台宗別格総本山。天台宗の総本山は比叡山延暦寺で、寛永寺山号の東叡山は東の比叡山を意味している。ご本尊は、伝教大師最澄の作と伝わる薬師如来。国の重要文化財に指定されているが、秘仏

四月三日、この日寛永寺の境内は桜の花の見ごろを迎えていた。寺院の境内なので上野公園のような花見の賑わいはないが、そのぶんゆっくりと静かに桜の花を堪能できる。

その上野公園もほぼ全域がかつては寛永寺の境内であった。  

 

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寛永寺寛永二年(1625)慈眼大師天海大僧正によって創建。根本中堂は元禄十一年(1698)に、いまの上野公園の噴水あたりに建てられたが、幕末彰義隊戦争の際に焼失。 さらに、明治になってから境内地が没収されてしまう。

明治十二年(1879)川越の喜多院の本地堂を、もと山内子院大慈院のあった場所に移築し、復興。現在の寛永寺へとなってゆく。

明治の神仏分離、ならびに廃仏毀釈は好きになれないものでね。この国は長い歳月を神と仏が一緒になって守って来たのに、つまらないことをしたものだと思う。

 

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寛永寺の根本中堂は特別な行事でもない限り、お堂にあがることができる。比叡山延暦寺の根本中堂の中は、うす暗くて物がハッキリ見えないが、寛永寺の根本中堂はそうゆうわけではなく、明るい。

ただし、大きな広間の端っこと端っこで対面しているので、それほど近くで諸仏を拝見できるわけでもなく、その上こっちも視力が最近は怪しくなってきており、詳しく分からない。もっとも、お寺の仏さまは信仰の対象なので、しげしげジロジロ見るのも失礼な気がするから、これでいいと思っている。

齢五十を過ぎたのだから、肉眼より心眼で見極めようと心得るように勤めてはいるが、なかなかできてはいない。

 

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このお堂の中で、御朱印を書いていただいた。300円納めた。瑠璃殿とは、薬師如来を祀るお堂を指している。薬師如来薬師瑠璃光如来とも呼ばれる。御朱印には葵の御紋が押印されている。

私の職場でも御朱印収集されている方がいる。「誰かに頼んで集めてますか」と問われた。なるほどそうゆう集め方もあるわけだが、私は自分でお参りしたところで拝受するだけ。

どこかへ行く誰かに頼んで収集するほど熱心でもないし、敬虔さもない。自分の参拝記念的なものでしかない。

 

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天台宗別格大本山 東叡山寛永寺 東京都台東区上野桜木町一丁目

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